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門前とどろの歴史

「門前とどろ」の歴史は曹洞宗
大本山總持寺と深い関わりがあります。

横浜市にある曹洞宗大本山總持寺は、百年ほど前までは能登半島の
旧門前町(現輪島市門前町)にありました

1327年(元亨元年)、羽咋郷の酒井・瑩山という禅僧は
「奥能登の櫛比荘(くしひのしょう)にある諸岳寺を禅院にせよ」
という観音様の夢のお告げを受けます

また、一方の諸岳寺の住職・定賢律師も「永光寺の瑩山はすぐれた
禅僧ゆえ、すぐに寺を譲りなさい」という夢を見ます

夢のお告げの通り、瑩山が諸岳寺を訪れ、定賢律師から寺を譲り受
けます。こうして曹洞宗大本山總持寺は開創されました

「門前とどろ」は、かつて輪番制であった曹洞宗大本山総持寺(現在
は横浜・鶴見に移転)の住職が任期を勤め終え、郷里の寺に帰る時に
歓送会の席上で唄い、踊り続けられてきたもので、700年もの長い
歴史を現在まで伝えています。

唄の中にある「ぜんざい ぜんざい」という囃子は佛語の「善哉」に
由来しており、「それは良いことである」という意味があります。

もんちゃん

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